税理士事務所・会計事務所では、後継者問題を解決するためのM＆Aが積極的に検討されている傾向があります。
その背景には、高齢化が進み、後継者としてふさわしい若い世代の資格保有者が減少していることがあげられます。
親族から後継者を探すのも、後継者が税理士や会計士でなければならないため困難となっています。

また、顧客となる企業数の減少、顧問料の低下により、事業拡大や即戦力となる資格保有者の確保を目的としたM＆Aも多く検討されています。
自社にはないサービスやネットワークを持つ企業とM＆Aを行うことで、更なる収益を期待する企業も増えています。

税理士事務所・会計事務所では高齢化の問題等で、将来的に業界全体が人材不足になると考えられます。
今後、譲渡側と譲受側のバランスが崩れる可能性もあります。
そのため、事業の将来性や自身の高齢化などから、売却を検討されている経営者様は一度、M＆Aの専門家に相談されることをおすすめします。