譲受企業のM社様は、自社の従業員のために、異業種を譲受するニーズをお持ちでした。
M社様とお会いする前は、地場の大手企業であり、採用活動も順調だと私は考えていましたが、実際は順調ではなかったそうです。
採用をサポートするためにも、若手従業員の将来設計を描くためにも年をとっても働ける職場が必要とされていました。
今回、M社様をご紹介させて頂く理由は、全くの異業種M&Aを実行された中で異業種M&Aの場合に、譲受後の運営や管理をどのようにされたのか皆様の参考として頂きたかったためです。
自社の従業員に管理を任せるには異業種のため難しく、外部の人材を招聘するにはM&Aまでに時間が足りませんでした。
そこでM社様は、譲渡企業の社員を抜擢して役員にされ、管理や運営を託されました。
「営業はM社様が行う×運営/管理は譲渡企業の新役員が行う」という役割分担を大胆にすることで、順調な運営をされています。
M&A後に、M社の社長様と食事をご一緒させて頂く機会がありましたが、
「自社の従業員も自分の将来が見えるようになって安心したと思う。次のM&Aもすぐに実行する。」
と力強くお話し頂きました。
実際にその後、M社様は3社のM&Aを実行され、売上100億円を目指されています。
自社ですべて運営を行うのではなく、現状を見極め、適切に役割分担することで双方の相乗効果を発揮させた、素晴らしいケースだと思います。