経済産業省が2021年8月下旬よりM&Aアドバイザリー業務を行っている企業に向けて、
「M&A」支援機関に係る登録制度を開始いたしました。
この制度は2020年に策定された「中小M&Aハンドブック・ガイドライン」に基づき、中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築することが目的とされています。
私がM&Aアドバイザーを始めた2016年は、M&Aアドバイザリー業務を行っている企業が百数十社程度でしたが、2020年あたりで急激に増加し、その後増加傾向は留まりつつあります。
実際にしっかりとした経験、実績がないにも関わらず、M&Aアドバイザーとして活動されている企業様も少なからず見受けられ、M&A業界内で課題となってきました。
今後は「M&A」支援機関に係る登録制度にM&Aアドバイザーが登録しているかどうかで、M&Aを検討されている方からの「信用力」が大きく変わってくると想定しています。
今回のコラムでは譲渡を検討されている企業様に向けて、M&Aを成功につなげるために、様々な失敗事例をご紹介させて頂きます。
失敗があるからこそ成功があります。ぜひお読み頂けますと幸いです。