コラム案件レポート

船舶関連業×金属加工業 株式譲渡案件成約のご紹介【案件レポート】

投稿日:2021年10月18日 最終更新日:

先日、金属加工業を営む譲渡企業様がクロージングを迎え、株式譲渡が成立しました。

本件の着手は2021年で、成約(クロージング)まで約9ヶ月のM&Aとなりました。

譲渡企業様について

譲渡企業様は、特殊な金属加工に非常に高い技術力をお持ちの企業様で、関西からも仕事の依頼が定期的にある企業様です。

売主様がこれまでに加工された製品を拝見して、売主様の職人としての実力と確かなノウハウを肌で感じさせて頂きました。

売主様は当初、ご自身でもお相手を探され、直接お相手と交渉をされていた中で、上手く進まず弊社にご依頼を頂いた次第です。

譲受企業様について

買主様は船舶関連業を展開されている企業様で、造船業界の未来を見据え、次の柱となる強みを持った企業様を求めておられました。

M&Aを実施されることが初めての経験で、様々な検討をして頂きましたが、「譲受企業従業員様」のM&Aへの強い意志から今回の成立となりました。

M&A前に売主様と買主様で何度もお話し頂き、加工現場を見て、実際に機械に触れて頂くことで、M&Aをご決断頂くことが出来たと思っています。

また、M&A前から、M&A後(アフターM&A)に赴任される従業員様と顔合わせし、金属加工の研修にもご参加頂く中で、M&A後(アフターM&A)のことが非常に重要だとアドバイザーとして再認識させて頂きました。

クロージング

皆様の新しい船出を心よりお祝い申し上げます。

今後も弊社は双方の企業様と末永いお付き合いをさせて頂くつもりです。

前回同様、弊社のスローガンであるM&Aの”成約”よりも”成功”を実感することができました。
弊社は関わって頂いた方の「All Success M&A」を常に考えています。

なお、今回、弊社は売主様と買主様の仲介を務めさせて頂きました。

この記事の執筆者

新川 功雄(取締役副社長/M&Aシニアエキスパート)

早稲田大学卒。大手サービス会社、マーケティング会社、外資系企業に勤務。赤字債務超過の中小企業を経営し、黒字企業に立て直した後、自身の会社を事業譲渡して、2016年から現職。首都圏への進出、上場企業のM&A支援等を経験。

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