M&A実行における不安の根源
不安の根源はそもそも相手のことをよく知らないということに尽きると私は考えています。
M&Aはよく結婚に例えられますが、皆様が結婚される際によく知らない相手と結婚することはありえるでしょうか?答えは「ありえない」です。
外見や収入、家族構成といった定量情報、性格といった定性情報を総合的に判断して結婚を決められるはずです。M&Aにも同じことが言えます。
M&Aにおける定量情報=財務情報、得意先/仕入先別実績等
M&Aにおける定性情報=創業経緯、社員の特性、在庫の状態、業界特有の事情等
を総合的に判断する必要があります。
しっかりとお相手を理解した上でM&Aを進めることが必要です。
検討が進んだ際には安心できる専門家に買収監査・企業精査をお願いして下さい。
また、M&A実行前に必ずM&A成立後の「経営理念・ビジョン」の策定をお願いします。
進むべき方向が見つからなければ結婚と一緒で上手くいきません。
ご注意頂きたいと思います。