アフターM&Aコラム事業拡大譲受企業様(買収検討企業様)向け

アフターM&A/PMI M&A虎の巻⑤【譲受企業様向け/アフターM&A】

投稿日:2021年11月22日 最終更新日:

今回のコラムでは、企業の譲受を検討されている方に向けて、M&Aが”成功”するために必要な
アフターM&A(PMI)についてご案内させて頂きたいと思います。

アフターM&Aについて、これまでの連載内容を少しご紹介させて頂きます。

アフターM&A(PMI)M&A虎の巻①・・・アフターM&A(PMI)とは?
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻②・・・マネジメント/融和のスピード
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻③・・・経営理念/ビジョン策定の重要性
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻④・・・M&A後のすれ違い

今回の内容は、アフターM&Aについてより具体的に、いつから、何を検討して行けば
M&Aが成功するのか、M&Aのステージ毎に書かせて頂きたいと思います。

M&Aの各ステージとアフターM&A(PMI)検討内容
M&Aの各ステージとアフターM&A(PMI)検討内容2

①トップ面談
譲渡側、譲受側双方が初めて面談する場になります。
自社の企業文化、ルール、M&A後の方向性をお話し頂き、M&Aを本当に前に進めるか
ご決定頂きたいと思います。
私はこの段階で一番重要な点は、直感的に「M&A後もお付き合いしたいかどうか」
だと考えています。
違和感を感じられるようでしたら、ここで検討はストップして下さい。

②基本合意
大枠での譲渡条件決定となります。
この段階では、M&A後の「経営理念/ビジョン」の具体的検討を開始して下さい。
「何事も事前に準備することが重要」です。

③デューデリジェンス(買収監査)
財務DD、法務DDを終えると譲渡企業の様々な課題が明らかになります。
このタイミングで重要なことは「課題の重要性の整理・判断」とともに
「各課題について誰がいつまでに何をどのように解決するのか」といった
M&A後のタスクスケジュールを具体的に策定することです。
また、経営計画/営業戦略/組織戦略/財務戦略策定に取り組んで下さい。
計画がなければM&Aの成功が絵に描いた餅になりかねません。

④資金決済(クロージング)
アフターM&Aが具体的に始まります。
以前のコラムにも書かせて頂きましたが、最初の3ヶ月(90日)が、M&Aの成功を決定づける
重要な期間です。

人の掌握に始まり、タスクスケジュール通りに行動管理/数値管理を行って下さい。
人は行動の結果が分からなければ、行動を改めません。

M&Aは事前準備をして、課題把握から予防と対策を行うことが非常に重要です。
アフターM&AがM&Aの成功を決定づけるといっても過言ではありません。

アフターM&A(PMI)でお悩みになられましたらぜひご連絡下さい。

今回のコラムでは、企業の譲受を検討されている方に向けて、M&Aが”成功”するために必要な、アフターM&A(PMI)についてご案内させて頂きたいと思います。

アフターM&Aについて、これまでの連載内容を少しご紹介させて頂きます。

アフターM&A(PMI)M&A虎の巻①・・・アフターM&A(PMI)とは?
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻②・・・マネジメント/融和のスピード
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻③・・・経営理念/ビジョン策定の重要性
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻④・・・M&A後のすれ違い

今回の内容は、アフターM&Aについてより具体的に、いつから、何を検討して行けばM&Aが成功するのか、M&Aのステージ毎に書かせて頂きたいと思います。

M&Aの各ステージとアフターM&A(PMI)検討内容
M&Aの各ステージとアフターM&A(PMI)検討内容2

①トップ面談
譲渡側、譲受側双方が初めて面談する場になります。
自社の企業文化、ルール、M&A後の方向性をお話し頂き、M&Aを本当に前に進めるか、ご決定頂きたいと思います。
私はこの段階で一番重要な点は、直感的に「M&A後もお付き合いしたいかどうか」だと考えています。
違和感を感じられるようでしたら、ここで検討はストップして下さい。

②基本合意
大枠での譲渡条件決定となります。
この段階では、M&A後の「経営理念/ビジョン」の具体的検討を開始して下さい。
「何事も事前に準備することが重要」です。

③デューデリジェンス(買収監査)
財務DD、法務DDを終えると譲渡企業の様々な課題が明らかになります。
このタイミングで重要なことは、「課題の重要性の整理・判断」とともに「各課題について誰がいつまでに何をどのように解決するのか」といった、M&A後のタスクスケジュールを具体的に策定することです。
また、経営計画/営業戦略/組織戦略/財務戦略策定に取り組んで下さい。
計画がなければM&Aの成功が絵に描いた餅になりかねません。

④資金決済(クロージング)
アフターM&Aが具体的に始まります。
以前のコラムにも書かせて頂きましたが、最初の3ヶ月(90日)がM&Aの成功を決定づける重要な期間です。

人の掌握に始まり、タスクスケジュール通りに行動管理/数値管理を行って下さい。
人は行動の結果が分からなければ、行動を改めません。

M&Aは事前準備をして、課題把握から予防と対策を行うことが非常に重要です。
アフターM&AがM&Aの成功を決定づけるといっても過言ではありません。

アフターM&A(PMI)でお悩みになられましたらぜひご連絡下さい。

この記事の執筆者

新川 功雄(取締役副社長/M&Aシニアエキスパート)

早稲田大学卒。大手サービス会社、マーケティング会社、外資系企業に勤務。赤字債務超過の中小企業を経営し、黒字企業に立て直した後、自身の会社を事業譲渡して、2016年から現職。首都圏への進出、上場企業のM&A支援等を経験。

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