コラム案件レポート

業務請負業×人材派遣業 株式譲渡案件成約のご紹介【案件レポート】

投稿日:2021年5月7日 最終更新日:

先日、業務請負業を営む譲渡企業様がクロージングを迎え、株式譲渡が成立しました。

本件は2020年後半に着手し、成約まで約半年とスピード感のあるM&Aとなりました。

譲渡企業様について

売主様はご子息様がおられましたが、従業員の将来を考えて、業務請負業を営む対象会社をM&Aで売却したいとお考えでした。

また、工場内での作業を主とする業務を請け負われていたため、労働災害が比較的発生しやすい環境にあり、法務/労務で重大な問題がないかどうかがポイントとなる案件でした。

譲受企業様について

以前も弊社がM&Aをお手伝いさせて頂いた買主様と交渉がスタートしました。
前回のM&Aが譲受後も問題なくコロナ下でも好調に推移していることもあり、ご縁を頂きました。

祖業として人材派遣業を営んでおり、売主様の業務請負業との親和性が高く、M&Aを決断されました。

クロージング

売主様、買主様を交えたクロージングの席で、双方が手を繋がれて写真撮影をされている光景に、両社の未来は明るいと強く感じさせて頂くことが出来ました。

買主様は今後M&Aを通じて、自社グループの売上を100億円まで増やしたい意向をお持ちになっておられます。

M&Aの運命の糸をたぐり寄せるお手伝いが出来、非常に嬉しく思います。
何事も最初の一歩が肝心です。
最初の一歩を成功させ、次の二歩目を歩んで頂けたことを心より感謝しています。

前回同様、弊社のスローガンである、M&Aの”成約”よりも”成功”を実感することができました。

なお、今回、弊社は買主様のアドバイザーを務めさせて頂きました。

この記事の執筆者

新川 功雄(取締役副社長/M&Aシニアエキスパート)

早稲田大学卒。大手サービス会社、マーケティング会社、外資系企業に勤務。赤字債務超過の中小企業を経営し、黒字企業に立て直した後、自身の会社を事業譲渡して、2016年から現職。首都圏への進出、上場企業のM&A支援等を経験。

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