コラム事業拡大案件レポート IT企業×税理士法人 株式譲渡案件成約のご紹介 投稿日:2025年5月8日 最終更新日:2025年5月9日 先日、IT企業を営む譲渡企業様がクロージングを迎え、株式譲渡によるM&Aが成立しました。本件は2024年8月より着手させて頂き、約5カ月間でのスピード成約になります。 譲渡企業様について 売主様はIT開発・システム開発を営む企業様です。業歴が長く、誰もが知る非常に重要な官公庁系の基幹システム開発をされております。また、企業のAPI連携・学習システムを得意とし、法人のお客様へオーダーメイド型のシステム提供もされています。その中で、譲渡オーナー様は自社のさらなる成長・発展を見据え、従業員様や取引先様のためにも、相乗効果が期待でき、成長戦略を描ける候補先とのM&Aを希望されていました。 譲受企業様について 買主様は税理士法人を主体に様々な事業展開をされている企業様です。企業の労働生産性の向上を見据え、システム開発を得意とするIT企業の譲り受けを検討していました。会計業務に加え、生成AIの開発、ソフト間のAPI連携、DX化によって地域企業を守り、未来を創ることに熱意をもって取り組まれています。 相乗効果と譲渡後のビジョン・PMI事業戦略・行動計画 M&A後も売主様に社長を続投いただくため、M&Aの前から相乗効果の見える化や新しいビジョンの策定を行い、PMIを視野に入れた事業戦略・行動計画を弊社と共に立案いたしました。 従業員発表 従業員の皆様に丁寧にご説明を行った結果、譲渡後も引き続き勤務していただくことに同意を得ることができました。 クロージング 売主様・買主様双方が、現在の業務を軸に事業拡大・サービス拡大を実現でき、相乗効果が高く見られるM&Aとなりました。皆様の新しい船出を心よりお祝い申し上げます。なお、今回、弊社は買主様のアドバイザー(FA)を務めさせて頂きました。 この記事の執筆者 新川 功雄(取締役副社長/M&Aシニアエキスパート)早稲田大学卒。大手サービス会社、マーケティング会社、外資系企業に勤務。赤字債務超過の中小企業を経営し、黒字企業に立て直した後、自身の会社を事業譲渡して、2016年から現職。首都圏への進出、上場企業のM&A支援等を経験。 メルマガ登録 M&Aの事例、M&Aが成功するための知識、最新経営情報などについて弊社コンサルタントが執筆したコラムの新着情報や、新サービスのご案内など、経営者の皆様にお役立ちの情報をお届けします。※配信は月に1回程度、いつでも配信解除できます。 メルマガ登録はこちら▶ 関連サービス M&A仲介/代理 関連サービス M&A仲介/代理 合わせて読みたいコラム M&Aアドバイザーの手数料はなぜ高い?現役アドバイザーが明かすその理由と手数料を抑えるコツを解説します 燃料小売業×専門卸売業 株式譲渡案件成約のご紹介 税理士法人・会計事務所の事業承継・M&Aとは?後継者問題と解決策を徹底解説します